ATOMIC CAFE @ FRF '13
7.26 (FRI) 27 (SAT) 28 (SUN)
２０１１年３月１１日の東北大震災から３年、フクシマ第１原発事故はいまだに収束するめども立たない。だが昨年の衆議院選・今年の参議院選の結果にみられるよう自公政権の復活は、原発再稼働に向け動き出しています。
ザ・アトミックカフェはこうしたことを踏まえながら、原発事故を風化させず、原発ゼロとエネルギーシフトをめざして３日間のライブ＆トークを企画しました。
２６日 トークライブは、絶対原子力戦隊スイシンジャー＆もんじゅ君と津田大介さんのフジならではでのコラボライブです。
ライブはコレクターズ加藤タカシさんのユニット「チェンジエナジーズ」のソリッドな演奏で、原子力エネルギーから再生エネルギーへのシフトをメッセージしてくれました。
今年は昨年のように３日間快晴のフジはあり得ないと思いながら苗場へ到着しましたが、やはり、全国の天候不順は苗場でも再現され午前中は快晴、午後から豪雨時々晴れ・曇り、また夜豪雨という状況が３日間続きました。
２７日も午前快晴 トークは津田大介さん加藤登紀子さん佐藤タイジさんそして、原子力資料情報室から澤井正子さんを招いて行われました。登紀子さんは参加者に一人一人が革命家になり日本を変えましょうと、メッセージ。トーク終了まじかに空は雨模様に変わりはじめ、ライブのリクルマイ・バンドの演奏が始まると豪雨となりましたが、マイさんはその雨をものともせず、びしょ濡れになりながらの熱唱、大いに盛り上がりました。
司会の私大久保も、ラスタバイブレーション・ポジティブバイブレーション・リクルマイバンドとそのパフォーマンスに感謝させてもらいました。
そして、雨はやむ気配はない中、アトミックカフェスペシャル・ライブ、佐藤タイジとインデーズ電力＆シアターブルックの登場です。１００％ソーラー武道館を成功させた佐藤タイジさんの熱いメッセージのライブを見せてくれました。９月２１日には岐阜県中津川で１００％ソーラー野外イベントを企画しているとのこと。原子力エネルギーに依存しないロックイベントぜひ成功していただきたいものです。
２８日最終日は、トークに津田大介さんと批評家東浩紀さんを迎え、最近話題のフクシマ原発ダークツーリズムの話題と科学としての原子力を人類は捨て去ることができるかという哲学的考察で盛り上げりました。３０分では尽きないテーマでした。
ライブは、７月１４日渋谷AXでのファキン・ニュークスを主催した、難波彰浩さんの登場。一人ライブながら原発ノーのメッセージとトークで会場を沸かせ、最後はステージからのダイブで、３日間のアトミックカフェ・ライブを終了しました。
フクシマでは、放射能汚染の地下水垂れ流しや、放射線被害の子供たちや被災者への支援法をあいまいにしたまま、ことを推し進めようとする政府官僚の横暴が目に余りまが、そうした事態に負けずに日々、個々人ができる範囲で行動しましょう。
ザ・アトミックカフェもこの秋 下北沢のライブハウス・シェルターで小さな取り組みを続けていきたいと思います。