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アメリカ政府の核兵器に関するプロパガンダ映像を集めた映画『アトミック・カフェ』(82年)。シニカルなドキュメンタリー作品として称賛を浴び、後にマイケル・ムーア監督が参考にしたともいわれている。その映画のタイトルを冠して84年に日本で開催されたのがアトミック・カフェ・フェスティバル(ACF)。米ソの緊張や原発推進に走る日本の状況を憂い、音楽シーンから反核のメッセージを発信した。90年代、ACF自体は一旦活動を終えたが、その思想はフジ・ロック・フェスティバルの中で育まれ、2011年、東京電力福島第一発電所の事故を受け、フジ・ロックのNGOビレッジで復活。脱原発社会の構築と自然エネルギーへのシフトを発信する場として再起動することになった。今後はACF主催の活動はもとより、いろんなミュージシャンや文化人がアトミック・カフェの名前を冠して様々なアクションを起こしていく予定だ。